ウェブアクセシビリティとは?
知る権利
やさしさ
私たちの生活の中でインターネットは、情報収集、娯楽、そしてコミュニケーションを支える重要なツールとなっています。多くの人が、情報をスムーズに得、活用していますが、視覚に障害のある人、聴覚に問題を抱えている人にとっても同じように重要な情報源としてインターネットは活用される必要があります。例えば、行政からの「お知らせ」や「インターネットによる手続き」なども身体に障害を持っているからこそ、積極的な活用が望まれます。そうした障害のある方や、様々な条件にあってもインターネットにおける、よりスムーズで快適な利用を促進していく、サスティナブルでより公平なインターネット社会を目指すことが「ウェブアクセシビリティ対応」の目的です。
「ウェブアクセシビリティ対応」は、平成28年4月に施行された「障害者差別解消法」を基に、国や地方公共団体、民間事業者などに向け2024年4月に義務化されました。「障害者差別解消法」は、不等な差別的取り扱いのを禁止し、合理的な配慮の促進を求めています。
不等な差別的取り扱い | 障害者への合理的配慮 | |
---|---|---|
行政・公共機関 | 禁止 | 法的義務 |
民間事業者 | 禁止 | 努力義務 |
インターネットのホームページを閲覧すると、多くの写真が掲示されています。場所の雰囲気が伝わったり、どのような人が話をしているのかなどがわかりやすくなっています。しかし、目の不自由な方にとって写真はどのように捉えられているのでしょうか?
視覚障害がある多くの方がホームページのテキストを読み上げる「読み上げソフト」を利用しています。インターネットを作成するプログラムでは、その写真が何を写したものかを説明し、読み上げソフトに対応させる命令「alt」があり、この命令を使って「alt=富士山」と記載すると富士山の写真があると視覚障害者に伝えることができるのです。同様に白地に薄いピンクやグレーの文字が書かれているコントラストの少ない場合、視力の弱い方には大きなストレスになってしまいます。この地の色と文字の色の明暗の差を「明度差」といい、白を1、黒を10とした場合にその差を4.5以上つけることが求め等れています。また、マウスを使った操作のみで利用きるようなホームページは指や手に障害のある方に対する配慮が無いと評価されます。動画はどうでしょう?聴覚に障害がある方にとっては「字幕」の有無が情報を得る上での命綱であるといえます。このように「ウェブアクセシビリティを確保する」ということは、広く万民が情報の提供を受けることができるように配慮しなければならないという優しく公平な社会へのアプローチなのです。
行政や公共機関を中心に誰にでも使いやく、親切なホームページを提供することが望まれ、法的な義務化にまで発展したことは、世の中にとって良いことに間違いありません。弊社での調査では、多くのホームページ制作会社から「ウェブアクセシビリティ?何をしたら良いか分からない」という回答に終始しました。
弊社では御社のホームページがどの程度ウェブアクセシビリティに準拠しているのか?を調査します。調査結果に具体的な解決に向けたレポートを差し上げます。このレポートを拠点として、ホームページ制作会社に改善を依頼することもできますし、当然弊社へ改善を依頼いただくことが可能です。また、改善を必要としない場合もあり、JIS X 8341-3 AAレベルに準拠していることを明示するお手伝いもさせて頂けます。
御社がウェブアクセシビリティに対応していきたいとお考えであれば、ぜひ弊社にお問合せください。まずは御社のホームページ5ページ分を調査し、状況を確認して頂くことで、取組みの全体像が見えてきます。
ウェブアクセシビリティ調査・レポート
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