イノベーションとは?
イノベーション(Innovation)とは、「革新」を意味し、革新的な技術や発想によって新たな価値を生み出し、世の慣習や経済活動に大きな変化(違い)をもたらす取り組みを示します。
多くの企業経営者が市場に鮮度の高い、かつ、他社に真似されるようなアイデアによって市場に先手を打てたら?もしくは、クリエイティブな人材を育成できたら?新たな事業を展開できたら?と考えます。
その思いとは裏腹に、毎週のように行われる「アイデア会議」ではマンネリな言動と冴えないアイデアが出るばかりとなっている。よく聞く話かと思います。
イノベーションが発生する背景にはいくつかのパターンがあります。
1 最もティピカルなものは、技術的な目標や明確な必要性を鑑みて研究が行われ、その成果として新たな技術やシステムが構築され、社会に変化をもたらすイノベーションです。
2 そして、最も注目を集めているのが、人の発想の隙間や思考の及ばない領域に隠れていることの中に「鮮度」と「経済効果」を求めていくイノベーションの領域です。
更には、ユーザーによる製品やサービスの「意図しない利用方法」による発想の転換から生まれるイノベーションも存在します。
世界的に活躍されているビジネスデザイナーの濱口秀司氏は「Fedex」の流通システム「Hub & Spoke」について「私がやりたいことの根本がコレ!」と言及しています。弊社がイノベーション・ワークと定義しているものも、人間が「こうだ」「常識」と決めつけて考えようとしないバイアスの中に「革新」の源泉があるとして、見ているのに見えていない領域から宝を発掘する作業です。
「Fedex」の創業者フレデリック・W・スミス(Frederick W. Smith)はイェール大学時代、ある教授へ提出した流通システムを提案するレポートで落第点を取ります。そのアイデアは、サンフランシスコからロサンゼルスに荷物を配送するのに、例えば一旦「メンフィス」を経由するというものでした。このシステムによって、当時起こっていた問題がことごとく解決するというのですが、教授は「お前のアイデアは非効率で話ならない」と「C」と判定しました。彼は、その正当性を実証すべく「Fedex」を起業しました。
結果は一代で全米、そして世界でトップの流通会社となったのです。
当時の流通の課題は「誤送」と「遅延」でした。フレデリック・W・スミスはこの誤送が各営業所で行き先を管理ていることに問題があると気づきました。各営業所はどんなに正確に行き先を管理しようとしても「ロサンゼルス行きの荷物」をデトロイト行きのトラックに乗せてしまうようなミスが起こります。彼は全ての営業所から盲目的に(何も考えず)トラックに荷積しても行き先は必ず「メンフィス」に行くようにしたのです。つまりは各営業所での配送時のミスは0になりました。メンフィスでは集中的に管理を行うために設備も人も導入して完璧に各地へ向かうトラックに荷積みしていきます。
これによって、翌日配送というハイパフォーマンスをも実現したのです。
「ハブ・アンド・スポーク(Hub and Spoke)」と称するこの発想は現代の流通システムの基盤となっています。
これこそが「イノベーション」だと私たちは考えます。
イェール大学の教授は、バイアスに浸水し、考えてはいけない領域を決めていました。私たち人間は、360度どの角度から発想して良いはずなのに、効率的に考えようとして見失っていく生き物なのかもしれません。
NINCHIでは、バイアスをいかに認識し、崩し、革新的なアイデアを産んでいくか。そのロジックを企業の開発系人材に投入するサービスを行なっています。
私たちが商品・サービスの開発を担当することも可能ですが、企業内にロジックとして「方法論(メソッド)」として残し、恒久的に資産として使って頂くことがより良いと考えています。
弊社の小山が10以上のテーマで先出の濱口氏とプロジェクト展開していた経験があることから、メソッド自体に「Break the Bias」のエッセンスが感じられると思います。
経営者へのヒアリング
開発体制や今までの開発事例・取組みなど
開発案件の課題明確化
プロジェクトリーダーとの面談/確認事項
メソッドの導入セミナー
イノベーション開発手法を学びを行います。
グループワーク
4〜5名のグループでのワークを行います。
アイデアの具体化
成果の評価、分析を行います。
評価とプロジェクト化
製品化に向けた展開ご指導
NINCHIでは、企業がイノベーションを学ぶ為の学習コース、実際に商品開発のサポートを行う伴奏支援コースの2つの方向性でのサービスを用意しております。
新しい商品・サービスを考案し、事業として育てたいと思うが、定例のアイデア会議ではマンネリや今までの延長ばかり。どうしたら、新しいことを考えられ、開発することができるのか?といった疑問や悩みをお持ちの経営者、開発のマネジメントも多いようです。
イノベーションを起こす方法(やり方)があるとしたら?
INNOVATION SCHOOL
KJ法やブレストをベースにした「アイデア発想法」何かと何かを組み合わせて強制的に何かを発想する乱暴なやり方など、巷に存在するメソッドでは「イノベーション」は生まれにくいものです。近年、流行りの「デザイン思考」もイノベーションを指向したものでは無いんですね。例えば、既存の流通システム(Point to Point)があったとして、その根本的な革新をロールプレイやプロトタイプによる考察で生むことができるでしょうか?
もともと、考える人の脳内にある「経験」や「データ」にしか頼れない、つまり考える人の中にある「答え」以上の何かを考えるのは「困難」です。
NINCHIは、実践的なイノベーションの方法論を学ぶ機会を提供します。
4時間程度のワークを伴った学習コースから、4日間にわたるワークショップ形式で学ぶコースまで、元シャープ株式会社の開発を行なってきた講師による学びの場を提供致します。
伴奏支援(定数があり、お断りすることがあります)
イノベーティブ(革新的)な新商品のアイデア出しから、企画、デザイン、商品化までをトータルで伴奏支援致します。長期のプロジェクトとなり、トータルでの費用が大きくなる傾向があります。「費用対効果」に確信が持てないといったご意見もあり、プロジェクトを一括で買う(お支払い頂く)ケースに加え、成功報酬やインセンティブ設定によるロイヤリティ契約もご相談に乗らせて頂きます。是非